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グローニング・ザ・ブルース/オーティス・ラッシュ

1956年にコブラ・レーベルより「I Can't Quit You Baby」で登場して以来、シカゴ・ブルース・シーンで活躍し、モダン・ブルースの巨人とも言える、オーティス・ラッシュ

初期のコブラ・レーベルの録音が特に有名ですが、所有しているアナログレコードがこちらです。

グローニング・ザ・ブルースGroanin' The Blues)」

Groanin' The BluesこれはP-VINEから1980年に発売されたもので、購入はもうちょっと後でしたが、この頃は本当にP-VINEのアナログ盤にはお世話になりました。

オーティス・ラッシュの1956年から1958年のコブラ・レーベルでのセッションを収録したもので、このアルバムの解説文を流用させていただくと、

“当時、SP・シングルで発表された通りのオリジナル・テイクを吹き込み順に並べた”

というアルバムで、オーティス・ラッシュの代表曲で、ブルースの名曲として知られている「I Can't Quit You Baby」「Groaning The Blues」「Double Trouble」「All Your Love」なんかが収録されてます。

アルバム1曲目がデビュー曲の「I Can't Quit You Baby」ですから、いきなり強烈です。

録音時期から演奏の荒さが目立つのはやむを得ないとして、何よりその歌とギターの鬼気迫るような凄みは、スロー・ブルースの醍醐味です。
「Groaning The Blues」(A面5曲目)なんかも凄まじいですね。

サウンド自体は奇をてらわない正統派モダン・ブルースといった感じで、ヴォーカルは絞り出すようにシャウトしつつねっとりとからんできて、それに魂のギターが応える、といった演奏は、この初期の段階で既に貫禄の演奏です。

ホーンが入っているので、曲によっては洗練されたモダン・ブルースといったいい味も出してますが、やっぱり、甘さと激しさを兼ね備えたどろどろのスロー・ブルースが、この人の本領発揮なんでしょうね。

下手すると、暗い!という印象で敬遠される可能性もある音なのは否めないですが、その先にある生々しさが、とても響いてくるのも実際なんですよね。

やはり、コブラ時代の曲は有名なだけあって実に聴き応えがあり、この時期のオーティス・ラッシュが凄すぎるというのも頷けます。
そのせいで、以後の評価が相対的にどうしても低くなっているのを目にするのは、しょうがないのかな。


このアナログ盤のジャケットは今は目にすることがないのですが、CDですと別テイクを含めた(圧倒的にお得な(笑))ものも出ていますね。
右の「アイ・キャント・クィット・ユー・ベイビー~コンプリート・コブラ・セッションズ1956/58」なんかがそうなのかな?

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tag : オーティス・ラッシュ Otis Rush グローニング・ザ・ブルース コブラ・セッションズ

Tops/オーティス・ラッシュ

マディらが築いたシカゴ・ブルース・シーンに、新しい世代として1950年代後半から、マジック・サム、バディ・ガイらとともに登場した、オーティス・ラッシュ
初期のコブラ・レーベルの録音が有名ですが、手にしたのはライブ・アルバムの、

Tops

Tops1988年リリースですが、録音は1985年9月15日のサンフランシスコ・ブルース・フェスティバルのステージでのものです。
1980年前後に活動が停滞していたようですが、このライブあたりから、また活動を活発化したようですね。

このアルバムでは、ホーンを含むバンドをバックに、熱いモダン・ブルースをライブで聴かせてくれています。
時に甘く、時に激しく、深みがあって感情豊かなヴォーカルと、それに呼応する渾身のギターが響いてきますね。

ギターは、左利きながらアルバート・キングと同様に右利き用に弦を張ったギターをそのまま左で弾いているので、何だかチョーキングやビブラートが独特の音に聴こえるんですよね。
って、そもそもこの人の、抑えていた感情が爆発するようなギターが特別なんでしょうけど…

ねっとりとしたスロー・ブルースが有名ですが、このアルバムでも1曲目の「Right Place, Wrong Time」から、歌とギターがしっとりじっとりと迫ってきて、曲のドラマチックな展開もあいまって、聴き応えあります。

ただ、アップテンポのノリのいい曲も、かなりいい感じに仕上げていて、2曲目の「Crosscut Saw」は、やはりアルバート・キングと比べてしまいますが、こちらもかなりファンキーでソウルフルな仕上がりで、のびやかに弾き放つギターがかっこいいですね。

アルバム・タイトル曲のA面3曲目の「Tops」は テンポのよいモダン・シカゴ・ブルースといった曲調で、インストなので、好調なギターを十分楽しむことができます。

B面1曲目の「Gambler's Blues」もいいですね〜
ねっとりの見本のような曲で、放たれるギターも抜群のスロー・ブルースです。

アルバム最後の「I Wonder Why」は8分近いインストのミディアム・スローのブルース・ナンバーなんですが、時に豪快に、時に繊細に、実に気持ち良さそうにギターを弾いてるんですよね。

アルバム通して、迫力の歌声といい、重く鋭いギターといい、貫禄の演奏です。

コブラ・レーベルに残した初期の録音「I Can't Quit You Baby」「All Your Love」「Double Trouble」などが特に有名で、時期によっては出来不出来の差が大きいと言われてますが、このライブ・アルバム「Tops」のパワフルな臨場感は、モダン・ブルースとして、かなり聴き応えがあるのではないでしょうか。


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tag : オーティス・ラッシュ Tops トップス ライブ

Buddy Guy & Junior Wells Play The Blues/バディ・ガイ&ジュニア・ウェルズ

シカゴ・ブルース、というかブルース界を代表するこの2人、バディ・ガイジュニア・ウェルズ
1960年代後半からはコンビで活動しているのも有名ですが、今回はその中の一枚です。

Buddy Guy & Junior Wells Play The Blues

Buddy Guy & Junior Wells Play The Blues1972年リリースで、中古の国内盤を手にしました。
このアルバムは、プロデュースにエリック・クラプトンとトム・ダウドの名前があり、クラプトンはバックで控えめにギターでも参加もしています。

で、アルバムは1曲目の「A Man Of Many Words」からインパクト大で、バディのシャウトする歌と、たたみかけるギターにゾクゾクしますね。

続く「My Baby She Left Me (She Left Me A Mule To Ride)」と「A. Come On In This House〜B. Have Mercy Baby」では、ジュニア・ウェルズが歌ってますが、その歌声は艶やかでブルース・フィーリング溢れていて、ここでの演奏は正統派モダン・シカゴ・ブルースという感じです。
そして、もちろんハープは相変わらず抜群です。

何というか、ジュニア・ウェルズ対して、バディ・ガイはやっぱり歌といい、ギターといいぶっ飛んでますね。
時にヒステリックにも聴こえる演奏は、やはり印象的ですが、ジュニア・ウェルズのバックの演奏の時には、実にハマったギターを弾くんですよね。
このコンビは、そのバランスがいいのでしょうね。

B面1曲目のジュニア・ウェルズが歌う「Messin' With The Kid」なんかも、貫禄のヴォーカルにバディのギターが絡んで、実にカッコいいですね。

それにしても、A面最後の4曲目「T-Bone Shuffle」とかB面3曲目の「I Don't Know」なども含めて、アルバム収録のどの曲もどこかで耳にした記憶があるような馴染みの曲で、それが実にカッコ良く演奏されているのて、これはロックファンにもすんなり受け入れられそうなアルバムですね。

ちなみに、収録曲の録音は基本的に1970年なのですが、B面2曲目の「This Old Fool」と5曲目の「Honeydripper」(インスト)は別の1972年の録音で、バディ・ガイが、J・ガイルズ・バンドをバックに従えたものです。

アップテンポの「This Old Fool」なんかは、もちろんロックンロール色の強いストレートなサウンドになってますが、これはこれで、なかなか生き生きとした演奏を聴かせてくれて、いいですね。

ということで、元々がギタリスト中心でアルバムを聴いていたもので、ついついバディ・ガイ中心でアルバムを聴いてしまいましたが、シカゴ・ブルースの新世代として1950年代後半に登場して活躍したバディは、1980年代には活動が鈍ったものの、1990年代から活動がとても活発になって、その後ロック系のファンの心も掴んでますよね。

ジュニア・ウェルズはファンキー色の強いブルースマンとして活躍していましたが、1998年1月15日に満63歳で亡くなってます。


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ウェスト・サイド・ソウル/マジック・サム

1950年代後半から60年代にかけてオーティス・ラッシュ、バディ・ガイらとともにシカゴ・ブルース・シーンの新世代として登場して活躍したものの、32歳の若さでこの世を去ってしまった、マジック・サム

手にしたアルバムは、これも名盤といわれます。

ウェスト・サイド・ソウル(West Side Soul)

ウェスト・サイド・ソウル1967年、デルマーク・レコード(Delmark)(トリオ)からリリースされた、アルバムとしてはデビュー作になります。
中古の国内盤を手にしました。

ジャケットには、マジック・サムズ・ブルース・バンド(Magic Sam's Blues Band 又は Magic Sam Blues Band)と表記されていて、メンバーにはマイティ・ジョー・ヤング(ギター)らの名前があります。

しなやかで力強いヴォーカルに、スリリングでエモーショナルなギターと、マジック・サムのブルースは、ディープではあるものの、とにかくカッコいいんですよね。
モダン・シカゴ・ブルースなんて呼ばれますね。

1曲目の「That's All I Need」から、明るいソウル調の曲で、あれ?っと思ったものの、続く2曲目のミディアム・テンポの「I Need You So Bad」では一転、雰囲気たっぷりに濃厚なブルースを聴かせてくれ、1曲目との落差もあって、一気に引き込まれます。

A面3曲目の「I Feel So Good (I Wanna Boogie)」やB面4曲目の「Lookin' Good」(インスト)ではジョン・リー・フッカのような、迫りくるブキを聴かせてくれます。

A面4曲目「All Of Your Love」や、B面2曲目「I Found Me a New Love」等のミディアム・ブルースは、ギターもさることながら、細かくビブラートして高音で伸びるボーカルが真骨頂で、なかなか聴き応えがあるんですよね。

B面1曲目はお馴染み「Sweet Home Chicago」で、色々なブルースマンの演奏を聴きますが、この人の演奏は抜群で個人的にもお気に入りです。

マジック・サムのギターはソロはもちろんですが、ソロからバッキングに移ってからの、そのバッキングが独創的でカッコ良かったりします。

B面5曲目のマイナー・ブルース「My Love Will Never Die」(何だかコードが怪しい演奏部分もあったりするのは、まあ愛嬌ですね)に続き、次の軽快な「Mama, Mama-Talk To Your Daughter」でアルバムを締めくくってます。

アルバム通して聴くと、曲調はバラエティに富んでいて、個人的には何度聴いても飽きがこず、マジック・サムのギターと歌をたっぷり楽しめるアルバムですね。
って、久しぶりに聴いたんですけどね(^^;;

生前にリリースしたアルバムはこのアルバムとセカンドの僅か2枚のみなんですが、セカンド・アルバム「Black Magic」(1969年)は残念ながら所有してません。

※所有しているマジック・サムのライブ盤の記事はこちら→「マジック・サム・ライブ

1937年2月14日生まれ、 1969年12月1日に心臓発作により32歳という若さで亡くなってます。


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tag : マジック・サム Magic Sam ウェスト・サイド・ソウル West Side Soul

Beware of the Dog/ハウンド・ドッグ・テイラー

ライブとなると、元々ダーティで荒々しい演奏が、より一層激しさを増しますね。
エルモア・ジェイムス直系(いや、もっと激しいですね)、ハウンド・ドッグ・テイラー&ザ・ハウスロッカーズのライブ盤、

Beware of the Dog

Beware of the Dog1976年のリリースでしょうか。
もちろん、アリゲーターからで、録音は1974年のライブからのようです。
中古の輸入盤(イギリス盤)を手にしました。

アリゲーター・レーベルは、創設者のブルース・イグロアという人がハウンド・ドッグ・テイラーのレコードをリリースするために立ち上げたレーベルということですから凄いですよね。

アルバムは、1曲目の「Give Me Back My Wig」からご機嫌にブギーしまくって、スライドも炸裂しています。

ハウンド・ドッグ・テイラーの有無を言わさぬ、強引とも言えるスライドは、実際、時に不協和音にもなってるんですが、そういう聴き方を超越してしまう迫力ですよね。
それに、陽気で、聴いていて楽しいです。

バンドは、2人のギターにドラムスという変則トリオ編成で、基本的にはセカンド・ギターのブリュワー・フィリップスがベース・ラインも弾いてます。

ただ、A面3曲目のインストナンバー「Kitchen Sink Boogie」では、そのブリュワー・フィリップスがリード・ギターを担当しているのですが、なかなか切れ味鋭いソロを聴かせてくれています。
かなりカッコよくて、この人がリードでも問題ないくらいですね。

それに、そのサイド・ギターはファンキーで、かなりの割合でサウンドを特徴づけてますね。

ベースがなくて、最初は何だか違和感を覚えつつ聴いていたのが、途中から、ベースがいないのが全然気にならなくなるんですよね。
このトリオならではの魅力ですね。

その他、A面4曲目では、やってますよ「Dust My Broom」。
本家、エルモア・ジェイムスより強烈です。

B面に入っても怒濤のブギーを聴かせてくれますが、B.B.キングで有名な「Rock Me」や、最後の曲「Freddies Blues」ではミディアム・スローの曲も生々しく演奏してます。

とにかく細かいことは気にせず、豪快に弾き放つそのスライドには圧倒されます。これはロックですね。
ただ、きちんとした演奏でないとダメな方は聴かない方が良いかも(笑)

ハウンド・ドッグ・テイラーは1975年にシカゴで亡くなっており(満60歳)、このアルバムは死後のリリースとなってしまったようです。


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ホウク・スクワット!/J.B.ハットー

シカゴで活躍し、エルモア・ジェイムスばりのブルーム調の荒々しいスライド・ギターが何といっても魅力の、J.B.ハットー。手にしたアルバムは、

ホウク・スクワット!(Hawk Squat)

Hawk SquatP-VINEから再発された国内盤を手にしました。
元は1968年録音のデルマーク盤ですね。

自己のバンドであるホウクスを率いたこのアルバムは、“J.B. Hutto & His Hawks with Sunnyland Slim”と表記されていて、ピアノ/オルガンでサニーランド・スリムが全面参加してます。

エルモア・ジェイムスの後継者とも呼ばれたJ.B.ハットーですが、アルバム1曲目の「Speak My Mind」から、そのスライド・ギターを威勢良く聴かせてくれてます。
(エルモア・ジェイムスのスタイルといえば、ハウンド・ドッグ・テイラーもいますね。)

そのブルースは、エネルギッシュでタフで粗くて、言うなら洗練されてない感じが、かえって生々しくていいですね。

激しく、時にシャウトする、ちょっとネットリな感じのヴォーカルもなかなかです。
ちょっとバディ・ガイと似てますかね。

アップ・テンポのいかにもというスライドの他に、A面2曲目「If You Change Your Mind」やB面2曲目「The Feeling Is Gone」、B面4曲目「Too Late」のようなスローな曲でも、熱いスライドを聴かせてくれていて、案外そちらの方が迫ってくるものがあったりします。

A面5曲目のミディアム・スローの「The Same Mistake Twice」なんかは、スライドは使ってませんが、基本的にそのブルースは濃厚なシカゴ・スタイルのもので、B面3曲目の「Notoriety Woman」なんかは、まるでマディのようなノリの良いディープなブルースです。

アルバム通して演奏が臨場感たっぷりで、なかなか聴き応えがあります。

J.B.ハットーは1926年生まれで、1983年に他界してます。


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His First and Last Recordings/アール・フッカー

ブルース・ギタリストとして、とても影響力があり、職人、名人、達人。。。等々と呼ばれる、シカゴのブルース・シーンで活躍した、アール・フッカー。手にしたアルバムは、

His First and Last Recordings

His First and Last Recordingsアーフーリー盤の中古の輸入盤を手にしました。

アルバムタイトルを通りに、実際に最初と最後かは分かりませんが、収録曲の録音年度を見ると、
1952年・1953年が4曲/1968年・1969年が4曲、
となっていて、初期と後期に分かれてます。

初期の曲を聴いても、ギターテクニックとしては後期となんら遜色なく、ストレートに演奏している分、かえって爽快だったりします。
この時代で、このテクニックは凄い…

A面最後の「Guitar Rag」(1953年)、B面最初の「Earl's Boogie Woogie」(1953年)とかのインストは、陽気でご機嫌なギターを聴かせてくれていて、本領発揮の楽しさですね。

後期では、ワウワウを使用したり、トーンに変化をつけたりと、より職人ぽいです。

アルバムB面の2曲、「Improvisations On Dust My Broom」(1969年)、「Improvisations On Frosty」(1969年)はタイトルに“インプロヴィゼーション”とある通り、ギターを弾きまくっている比較的長めの曲。

前者はワウワウを効果的に使い、トーンを自在に操るミディアムブギのインストで、後者はちょっとジャジーにスイングする軽快なインストで、なかなか聴き応えがあります。

アール・フッカーは元々歌はあまり歌わず、このアルバムでもやはり歌は初期の2曲のみで、あとはインストです。
まあ、その分、ギタ−がたっぷり楽しめるというわけですね。

それに、アール・フッカーはそのスライド・ギターも達人として有名ですが、まあ、歌わなくてもギターで喋る、といったところでしょうか。

そのギターの上手さから、多くのセッションにも参加したようです。
ジョン・リー・フッカーは従兄とのこと。

アール・フッカーは1929年生まれで、1970年に41歳で他界してます。


※Amazon.co.jpのアソシエイトプログラムでCDを紹介していますが、このCDは、以前このブログで出てきた「Two Bugs And A Roach」と、このアルバム「His First and Last Recordings」とのカップリングですね(そうか〜、このCD1枚で済むのか…)。

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tag : アール・フッカー Earl Hooker His First and Last Recordings

The Guitar Wizard 1935-1953/タンパ・レッド

ジャケットの写真を見ると、その風貌は何だか気のいいおじさんのようにも見えるのですが、実にシャレたブルースを聴かせてくれる、タンパ・レッド
一般的には戦前シティ・ブルースという位置づけのようですね。手にしたアルバムは、

The Guitar Wizard 1935-1953

The Guitar Wizard 1935-1953中古の輸入盤を手にしました。
タイトルの通り、アルバムは1935年から1953年の間のレコーディングを収録したものです。

基本的には、本人の歌とギター(それとカズー)にピアノとベース(時にドラム)が加わるスタイルですね。

1935年からの戦前録音の曲なんかは、いかにも戦前シティ・ブルースといった感じで、粋で雰囲気たっぷりと、時に味わい深く、時に楽しげに、聴かせてくれます。

A面4曲目のお馴染み「It Hurts Me Too」(1940年録音)は、なんともいい雰囲気です。

アルバム後半は戦後の録音ですが、録音状態のせいもありますが、やはり演奏自体もモダンになってきますね。
B面4曲目には「Sweet Little Angel」(1946年録音)が収録されてます。

後期の演奏を聴くと、バンド・サウンドへの過渡期のブルースなんでしょうね。
ただ、シカゴ・スタイルとはまた違って、スマートな印象です。

タンパ・レッドといえば、やはり華麗なスライドを始めとする達者なギターが有名ですよね。

伴奏としてのギターももちろん巧みですし、更にピアノとの絡みがまた絶妙で、ピアノにはビッグ・メイシオが数曲で共演しているのですが、タンパ・レッドのギターとの絡みは秀逸ですね。

本人が吹くカズーも、これまたいい味出してます。

アルバム最後の2曲(1953年録音)には、それぞれハープでサニー・ボーイ・ウィリアムソン(録音年から“II”ですかね)とウォルター・ホートンの名前もあります。

このブログでは先日登場した、単音弾きのスライド・ギターの名手「ロバート・ナイトホーク」に影響を与えたということで、名前が出てました。

何やら1928年〜1960年に、350曲以上もの録音を残しているそうですが、残念ながら手にしたアルバムはこの一枚のみです。

タンパ・レッドは1904年生まれで、1981年にシカゴで亡くなっています。

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珍しいですが、今回はこちらも。


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Bricks In My Pillow/ロバート・ナイトホーク

スライド・ギターの名手で、戦前はロバート・リー・マッコイの名で活動していた、ロバート・ナイトホーク。手にしたアルバムは、

Bricks In My Pillow

Bricks In My Pillow中古の輸入盤を手にしました。

前回紹介したアルバム「Black Angel Blues」が、1948年から1950年録音(2曲のみ1964年)のアリストクラット/チェスでの作品で、今回のアルバムは、1951年と1952年のユナイテッド/ステイツでの録音です。

チェスの時の「Black Angel Blues」は、シティ・ブルースの香りを漂わせる演奏の中にも、素朴で田舎っぽさが残る感じで、どちらかというとダウンホームな印象がありますかね。

対してこちらのアルバム「Bricks In My Pillow」は、雰囲気たっぷりのシティ・ブルースといったところで、より濃厚で、味わい深くディープな印象です。

録音年度はわずかな差ですが、録音状態のせいもあり、演奏の輪郭がくっきりしているのも、その印象を強くしているかもしれません。
バックの演奏もより洗練されてますね。

エルモア・ジェイムズらとは違った、単音弾きのスライド・ギターが有名ですが、このアルバムでは、全編スライドという訳ではないです。

半分はアップテンポな曲が揃い、ブギするギターが楽しいA面6曲目のインスト「Nighthawk Boogie」や、軽快なB面1曲目「Kansas City」など、なかなかノリのいい曲も聴くことができます。

しかし、やはりロバート・ナイトホークは、時に暗く陰があり、時に粋に奏でる、ミディアム・スローやスローなブルースがなんとも魅力的ですね。
また、そういう時のスライドが何ともいいんですよね。

1曲目の「Crying Won't Help You」なんかは深い歌声といい、泣きのスライドといい抜群です。
他にもA面5曲目「The Moon Is Rising」やB面2曲目「You Missed A Good Man」等々。ちょっと粋なヴォーカルには深みがあって、ねっとりした感じもして、実に味わい深いです。

タンパ・レッドのスライド・ギターの影響を受け、そのブルースはトミー・ジョンソンに強く影響を受けているとのことです。

ロバート・ナイトホークのアルバムで所有しているのは、「Black Angel Blues」と今回の「Bricks In My Pillow」の2枚だけです。
録音がそもそも少ないようですが、ライブ盤があるので、聴いてみたいですね。

ロバート・ナイトホークは1909年アーカンソー州ヘレナ生まれで、1967年に同地で亡くなってます。


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tag : ロバート・ナイトホーク Bricks In My Pillow Robert Nighthawk

Black Angel Blues/ロバート・ナイトホーク

単音弾きのスライド・ギターが巧みで素晴らしく、ちょっと憂いがかった歌声も深いです。
ロバート・ナイトホークで、手にしたアルバムは、

Black Angel Blues

Black Angel Blues元はチェスから出されたものですが、手にしたのは、P-VINEから再発された国内盤の中古です。

録音は1948年から1950年が12曲と、1964年録音が2曲の全14曲収録。アリストクラット/チェスでの作品とのことですね。

1950年前後の初期のシカゴ・ブルースを聴かせてくれる、チェスのオムニバス盤「ドロップ・ダウン・ママ(Drop Down Mama)」にもロバート・ナイトホークの曲が4曲収録されているのですが、これとかぶってるんですよね。

あれもこれもとは、さすがに手は出ないので、購入当時はちょっともったいないな〜、と思ったと記憶してます。

その4曲は「Sweet Black Angel」「Anna Lee Blues」「Jackson Town Gal」「Return Mail Blues」で、やはり、その中の「Sweet Black Angel」「Anna Lee Blues」がとにかく素晴らしいですね。古典とも言える曲です。

「Sweet Black Angel」は後に、B.B.キングが「Sweet Little Angel」として、ヒットさせてますね。

ロバート・ナイトホークのブルースは泥臭さというより、とてもスマートな演奏もあって、味わい深さの中にも、粋な雰囲気さえも漂わせてます。

その他では、エセル・メイという女性ヴォーカルが4曲歌っているのですが、う〜ん、残念ながら上手くはないですね(汗)
それでも、シティ・ブルースといった感じで、十分雰囲気は出ています。

録音時期の新しい、最後の2曲を除き、ベースにはウィリー・ディクスンの名前もあります。

その最後の2曲だけが1964年録音と新しく、メンバーにはバディ・ガイの名前もあり、演奏全体もしっかりとしたモダンなサウンドで、かなりいい感じです。
アルバム最後の「Someday」では、バディ・ガイのギターが大きくフィーチャーされてます。

戦前はロバート・リー・マッコイの名で活動していたらしいです。

ギターのスタイルを含めて、タンパ・レッドに影響を受けたということで、単音弾きのスライドやスマートな印象は、そこから来ているのでしょうね。

反対に、その印象的で技巧的なスライドは、アール・フッカーに影響を与えたとのことです。
スタイルは違えど、マディや、エルモア・ジェイムズにも影響を与えているとか。

ロバート・ナイトホークは1909年アーカンソー州ヘレナ生まれ、1967年に同地で亡くなってます。


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tag : ロバート・ナイトホーク Black Angel Blues

ドロップ・ダウン・ママ(Drop Down Mama)

1950年前後の初期の生々しいシカゴ・ブルースを聴かせてくれる、チェスのオムニバス・アルバムです。

収録されているのは、どちらかというと知名度はそうでもない、6人のブルースマンなんですが、これがどの曲も聴き応え十分です。

ドロップ・ダウン・ママ(Drop Down Mama)

Drop Down Mama手にしたのは、P-VINEから再発された国内盤の中古ですね。

収録ブルースマンは、ジョニー・シャインズ、ロバート・ナイトホーク、ビック・ボーイ・スパイアーズ、ハニー・ボーイ・エドワーズ、フロイド・ジョーンズ、ブルー・スミッティの6人。

ジャケット裏の表記を見ると、録音は1949年から1953年に行われたもののようです。


ジョニー・シャインズ(2曲収録)

ロバート・ジョンソンと行動を共にしていた、という話題が先行してしまいますが、力強いヴォーカルで、ミシシッピ・デルタの流れのディープなブルースを聴かせてくれます。変な話、正統派ミシシッピ・デルタといった感じでしょうか。

バックが素晴らしく、リトル・ウォルター、ジミー・ロジャース、ビッグ・クロフォードが支えてます。
濃いジャケット写真は、ジョニー・シャインズのようですね。


ロバート・ナイトホーク(4曲収録)

単音弾きのスライド・ギターが素晴らしいですね。洗練されたバックの演奏に、巧みなスライドと落ち着いた雰囲気の粋なヴォーカルが実にいい味わいです。このアルバムの一番の聴き所は、この人の演奏といわれることも多いようです。

戦前はロバート・リー・マッコイの名で活動していたとのことです。


ビック・ボーイ・スパイアーズ(2曲収録)
骨太の泥臭いダウン・ホーム・ブルースを聴かせてくれていて、実に濃いです。

ハニー・ボーイ・エドワーズ(1曲収録)
アルバム・タイトル「Drop Down Mama」の1曲のみの収録ですが、どっぷりのデルタ・ブルースですね。

フロイド・ジョーンズ(3曲収録)
これまた、バックにリトル・ウォルターとジミー・ロジャースの名前があり、バンド化した50年代初期のシカゴ・ブルース・サウンド、といった感じなのでしょうか。それにしても、リトル・ウォルターのハープは凄いです。

ブルー・スミッティ(2曲収録)
今回の収録ブルースマンの中では、一番若いようで、そのギターと併せてちょっと趣きを異にする、重々しいマイナーブルースを聴くことができます。

という全14曲。

マディらのチェスのメインストリームではないけれど、初期のシカゴ・ブルースの魅力に溢れるオムニバス盤ですね。


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tag : ドロップ・ダウン・ママ Drop Down Mama ジョニー・シャインズ ロバート・ナイトホーク

I'm Jimmy Reed/ジミー・リード

1950年代から1960年代にかけて、ブルースとしては珍しくヒット曲を飛ばし続けていたのが、ジミー・リード。手にしたアルバムは、

I'm Jimmy Reed

I'm Jimmy Reed1958年発表のジミー・リードの1stアルバムで、中古の輸入盤を手にしました。
1stアルバムといっても、この頃のブルースアルバムは、録音済みの曲を集めた形式のものですね。

シカゴ・ブルースと言えば、まずは名門チェスが知られてますが、対するのが、このジミー・リードが在籍したヴィージェイ・レコードでしょうか。

実は、この1950年代半ばからしばらくは、時代的にはロックンロールが席巻していた頃で、黒人ブルースという音楽自体が、活動の場がなくなる等、かなり厳しい状況だったようですが、その中で、一人気を吐いてたのが、ジミー・リード、という感じだったようですね。

実際、多くのヒット曲を生み出してるんですよね、このお方。
このアルバムには、それらの当時のヒット曲が多数収録されているようです。

アルバム代表曲は、「Honest I Do」「Ain't That Lovin' You Baby」「You Don't Have To Go」などで、さすがにいい曲が揃ってます。
「Honest I Do」はストーンズがカバーしていて、有名ですよね。

同じシカゴでも、チェスのディープなマディに対して、こちらヴィージェイのジミー・リードはシンプルでゆったりとしたブギ・ブルースを聴かせてくれます。
ホルダーにつけて吹いているという、高音を効かせたハープもまた、特徴的です。

曲によっては、ポップにさえも聴こえて、チェスのマディらのサウンドとは対極をなすブルースですよね。

ミディアムスローのブルースでも、どこか洒落ていて、柔らかく、リラックスした緩ささえ感じられ、どちらかというと甘い歌声かその感じを一層増してます。

しかし、だからこそ、そのブルースが人気を博し商業的成功を収めたわけで、これもまた、間違いなく、当時の真のブルースなんですよね。

こんなに素晴らしいブルースを聴かせてくれてる、ジミー・リードですが、個人的にはアルバムとはあまり縁がなかったんですよね。もったいない。

ジミー・リードは1976年8月29日に満50歳で亡くなってます。


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tag : ジミー・リード I'm Jimmy Reed ヴィージェイ

Howlin' Wolf/ハウリン・ウルフ

何はともあれ、一度聴いたら耳から離れない、その印象的なダミ声ですよね。
絞り出すように、歪んだ歌声、まさに吠えるような迫力のブルースがたまらない、ハウリン・ウルフ。今回のアルバムは、

Howlin' Wolf(ハウリン・ウルフ)

Howlin' Wolf1962年発表の、チェスからの2枚目のアルバムですね。
但し、手にしたのは、1984年再発の中古の輸入盤です。

収録されているのは、1957〜1961年にレコーディングされたもので、全12曲。

ジャケット写真にはロッキン・チェアとアコースティック・ギターが写っていて素朴な印象ですが、内容は、ゴリゴリのエレクトリック・ブルースですね。

収録曲では、ローリング・ストーンズがカバーする「The Red Rooster」やクリームで知られる「Spoonful」といったブルースの名曲が収録されてます。

その他にも「Who's Been Talkin'」(ロバート・クレイがカバー)や「Wang Dang Doodle」、「Back Door Man」等、印象的な曲が並び、聴き応え十分です。

バックではギターのヒューバート・サムリンが鋭い、切れのあるギターを聴かせてくれてます。
ヒューバート・サムリンとは1950年代中頃から、最期まで相棒だったようですね。

さらに、キーとなるのは、やっぱりウィリー・ディクスンでしょうか。
ベースはもちろんですが、ほとんどの曲を手がけてます。

それらの曲は、普通に演奏すると結構モダンでシャレた曲調なんでしょうが、ハウリン・ウルフの荒々しい歌声にかかると、唯一無二の実に迫力のブルースとなりますね。

ハウリン・ウルフは1910年ミシシッピ生まれで、メンフィスを拠点に音楽活動を初めて、1952年にシカゴへ移ってます。

デルタから始まるそのディープなブルースは、エレクトリックのバンド・サウンドをバックに激しく吠えていて、この時代にして、ロッキン・ブルースとも言える強烈さですね。

このアルバムもまた名盤で、かなりのお気に入りです。
ハウリン・ウルフは1976年に満65歳で他界しています。


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ちなみに右のCDは「モーニン・イン・ザ・ムーンライト」と今回の「ハウリン・ウルフ」のカップリングですね。


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Muddy, Brass & The Blues/マディ・ウォーターズ

戦後のシカゴ・ブルースの立役者で、偉大な、いや伝説のブルーズ・マン。
その影響力の大きさから、ロックの父ともいえるかもしれないですね、マディ・ウォーターズ。今回のアルバムは、

Muddy, Brass & The Blues

Muddy, Brass & The Blues1966年発表。もちろんチェスからですが、手にしたのは1989年再発の輸入盤です。

このアルバムの発売年度前後のマディのアルバムを見てみると、

The Real Folk Blues」January, 1966
Muddy, Brass & The Blues」October, 1966
More Real Folk Blues」January, 1967

となっていて、初期の録音を収録したアルバム「The Real Folk Blues」や「More〜」なんかは、ディープでかなり強烈なデルタの香りが漂うブルースで、名盤と名高いですよね。

対して、今回のアルバムはジャケットを見ると、レコーディングが1966年で、いわゆる、オリジナル・アルバムとも言えるかな。
時期的には、聴衆が白人まで広がり、ロック界でも影響力が顕著になっていた頃でしょうか。

アルバム・タイトルの通り、マディのブルースに、ブラス(ホーン)を導入しスタイルで、ホーンは翌日にオーバーダブされているようです。

そのせいか、曲によっては演奏が、デルタ系のどっぷりディープなブルースというよりは、都会的なモダン・ブルースといった仕上がりになってますね。

とはいえ、歌っているのが、マディですから言わずもがな、です(^_^;)

A面3曲目のミディアム・スローの「Black Night」なんか、濃いですね。

B面2曲目ではB.B.キングでお馴染みの「Sweet Little Angel」なんかもやってます。

ピアノにオーティス・スパン、ハーモニカにはジェイムズ・コットンの名前がありますね。

マディのシカゴ・ブルースを、珍しくホーンをバックに楽しめますが、他の数ある名盤に比べると、ちょっと目立たないアルバムなのは否めません。


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このCDは1966年の今回のアルバムと、73年の作品とのカップリングですね。


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シングス・アイ・ユースト・トゥ・ドゥー/ピー・ウィー・クレイトン

前回まで、シカゴ・ブルースが続いていたので、唐突な感じもあるのですが、単純に聴きたかったので、引っ張りだしてきました。

ウェスト・コーストの大御所モダン・ブルース・ギタリスト、ピー・ウィー・クレイトンです。
いつものことですが、このアナログ盤も、その昔たまたま目にして手にすることが出来ました。

シングス・アイ・ユースト・トゥ・ドゥー
Things I Used to Do

シングス・アイ・ユースト・トゥ・ドゥーオリジナルは恐らく1971年にヴァンガードから発表されたものですが、手にしたのは1979年の国内再発盤で、『栄光のギター・プレイヤー1500シリーズ』という企画盤ですね(笑)

余談ですが、この『栄光の~シリーズ』はライナー・ノーツにちょっとだけタブ譜が載っていて、ギターのテクニック解説までしちゃってます。
ちなみに、ギター・テクニック解説は吾妻光良さんで、なかなか面白いです(笑)

ピー・ウィー・クレイトンと言えば、Tボーン・ウォーカーのフォロワーの第一人者と言われ、当時のギター・バトルなんかで腕を磨いて、時には師匠のTボーンとも対決したらしく、人気はかなりあったようですね。

まずは、風貌が良いですよね。
有名なアルバム「ブルース・アフター・アワーズ」のジャケットのまるで、とっちゃん坊や…失礼、伊達男の風情が何ともおちゃめで粋です。
ちなみに、このアルバムのジャケットは、かなり渋くきめてますけどね。

アルバム録音用のバンドはシンプルで、サイド・ギター、ベース、ドラムス、そしてキーボードにはほとんどエレクトリック・ピアノが使用されてます(これが結構、軽めなサウンドに効いてますね)。
ヴォーカルは抑え気味で渋く歌っていますが、それほど聴かせる感じではなく、やっぱり聴き所はギターですね。

ご存知アール・キングの「Let The Good Times Roll」やミディアム・テンポのピー・ウィーのヒット曲「Blues After Hours」。
アルバム・タイトル曲「Things I Used To Do」はもちろんギター・スリムの名曲ですが、もちろん弾きまくってます。
あと「S.K. Blues」なんかもいいですね。

そのブルースは、時折R&Bの香りもしてくる、基本ノリの良いサウンドですが、そこにサラッと軽快に、時に熱く、時にクールに響くギターが何とも味があっていいですね。
時々ハチャメチャになるのも最高です(笑)

1985年に他界しています。


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More Real Folk Blues/マディ・ウォーターズ

さて、続けて大御所マディ・ウォーターズです。

前回が「The Real Folk Blues」ですから、もちろん次はこれです。

って、実際はそんなにすぐに見つけられませんでしたが、チェスの初期の録音として、「The Best of Muddy Waters」「The Real Folk Blues」、そしてこのアルバムは何とか聴いてみたかったので、見つけた時は嬉しかったですね~

More Real Folk Blues

More Real Folk Blues前出の「The Real Folk Blues」が1966年発売で、その続編として1967年に発売されてますが、手にしたのは1988年再発の輸入盤です。
収録されているのは、1948から1952年の録音ですね。

“More”となってはいるものの、前出の「The Real Folk Blues」が1947年から1964年までと広範囲の録音からだったので、こちらの方が時期が集中していて、より当時のマディのスタイルが分かりやすいですね。

アルバムの曲順は年代順にはなってません。以下、主に裏ジャケットの情報によります。

基本的には、ビッグ・クロフォード(b)とのデュオ曲と、更にそこにリトル・ウォルター(har)が参加している編成が多いですね。

つまり完全なバンド・スタイルではないので、まだシカゴ・ブルースのスタイルというよりは、ミシシッピ・デルタの香りプンプンのカントリー・ブルースのスタイルですよね。

そのせいもあると思うのですが、マディのエレクトリック・スライド・ギターが際立っていて、強烈に響いてきますね。
もちろん圧巻のヴォーカルです。

アルバム最初の「Sad Letter」から最後の「Honeybee」まで。ドップリ浸れますね。
A面最後の「Kind Hearted Woman」とかもかなりディープです。

B面4、5曲目の「She's Alright」「Landlady」はエルジン・エドモンズのドラムスが入り、リトル・ウォルターとジミー・ロジャースが加わり、初期のバンド・スタイルのサウンドを聴く事ができますね(但し、ベースはいないようです)。

ちなみに、「Honeybee」のみがアルバム「The Best of Muddy Waters」と重複して収録されているようです。

いや~、やっぱりマディは凄いです。
汗臭いですね~、泥臭いですね~、深いですね~


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といっても、このCDを購入する方はもういないんでしょうね。「The Real Folk Blues」とのカップリングがあるようですからね。


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tag : マディ・ウォーターズ More Real Folk Blues

The Real Folk Blues/マディ・ウォーターズ

何だかシカゴ・ブルース関係が続きましたので、その勢いで大御所マディ・ウォーターズです。

初期のマディを聴こうと思うと、先に登場した「ザ・ベスト・オブ・マディ・ウォーターズ」が特に有名ですが、更にと、その次を探していたので、このレコードを見つけた時は嬉しかったですね。

The Real Folk Blues

The Real Folk Bluesチェスのオリジナルは1966年発売ですが、手にしたのは1987年再発の輸入盤ですね。

録音の時期がかなり広範囲で、1947年から1964年までからとなってます。
アルバムを聴くと、まだバンド・スタイルになってない曲もありますね。

その辺りで、フォーク・ブルースというタイトルなのでしょうか。
ただ、エレクトリックなバンド・スタイルも聴かれて、そちらはもうドップリとシカゴ・スタイルのマディのディープな世界です。

ミシシッピ・デルタ・ブルースをベースにしたスタイルがバンドによる所謂シカゴ・スタイルに変わっていく、この頃の録音は興味深いですよね。

ちなみにアルバムの曲順は年代順にはなってません。

主な収録曲では、
A面1曲目は、あの「Mannish Boy」です。
個人的には、ザ・バンドの「ラスト・ワルツ」で、ザ・バンドをバックに"Mannish Boy"を歌う動くマディを初めて観て以来、その強烈な風貌、いや、ブルースにすっかりやられてしまいましたからね。

デルタ・ブルースの香り漂うマディのスライドとビッグ・クロフォードのベースだけによる1950年の「Walking Blues」(A面5曲目)や「Rollin' & Tumblin'」(B面3曲目)等もやっぱりカッコいいですね。

1947年のデビュー曲 「Gypsy Woman」(B面2曲目)はサニーランド・スリム(p)とビッグ・クロフォード(b)のバックによるもので、このセットはこの曲のみです。

アルバム中では一番後年の1964年録音の「Same Thing」(B面1曲目)は、既にモダンな雰囲気が漂い、貫禄あります。

この頃のシカゴというか、チェスのセッションメンバーがとにかく凄いですよね。つまりマディ・バンドですよね。

ハープはリトル・ウォルターにウォルター・ホートン。そして、ジミー・ロジャース(g)、ウィリー・ディクスン(b)、オーティス・スパン(p)、フランシス・クレイ(ds) らの面々が、がっちりとマディのシカゴ・ブルースを支えてます。

そして、もちろんマディのその圧倒的なヴォーカルと、高ぶる感情が乗り移ったような力強いスライドですから、これはたまりません。

やっぱり、マディは濃い~、深い~


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このCDは今回のアルバムと、More~のアルバムとのカップリングですかね。


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tag : マディ・ウォーターズ The Real Folk Blues リアル・フォーク・ブルース

トーク・ザット・トーク/サニー・ボーイ・ウィリアムソン

このアルバムは、今聴くと興味深くて、臨場感が凄くて、とても面白いアルバムなのですが、買った当時、まだ若かった私にはちょっと失敗した~という感じでした。

先に言ってしまうと、このアルバムはサニー・ボーイのレコーディング・セッション自体の様子を伝える、まるで実況中継的なものです。

ただ、このアナログレコードを目にした時、いつものように、内容も知らないくせに、これを逃すともうこのレコードにお目にかかることはないのでは…、と思って手が出てしまったんですよね。
偉大なハーピスト、サニー・ボーイ・ウィリアムソンIIの、

トーク・ザット・トーク
Talk That Talk - Sonny Boy At The Chess Studio 1957-1961

トーク・ザット・トーク1984年発売のPヴァインの国内盤を手にしましたが、これはそもそも、Pヴァインの企画アルバムなんでしょうかね。
マスター・テープを取り寄せて、編集したのでしょうか。

ということで、先述の通り、このアルバムはチェスでのレコーディング・セッションの様子を伝えることに主眼を置いているので、正規の録音バージョン以外の別テイク集という訳でもないんですよね。

何たって、演奏を途中で止めてしまうような失敗テイクもわざと収められてますから。

セッションは1957、58、60、61年からのものです。
当然、全て未発表テイクですね(笑)

正直に言いますと、このアルバムを聴く前に、きちんとした正規の録音バージョンを聴き込まないと、面白さが分からない部分もありますよね。比較が出来ませんから。

私は結局、サニー・ボーイ・ウィリアムソンIIのアルバムはこれと、先に出てきた「Down And Out Blues」しか持ってないので、元のバージョンを知らない曲が多々あります。
なので、残念ながら充分にこのアルバムを堪能しているとはいえません。
ちなみに、その「Down And Out Blues」に収録されている曲は5曲でした。

ただですね、この頃のチェスでのセッション・メンバーは凄いですからね。

ロバート・Jr.ロックウッド、ルーサー・タッカー、ウィリー・ディクソン、オーティス・スパン、フレッド・ビロウの面々。

この素晴らしいバックと、サニー・ボーイとの生々しいセッションのやり取りの様子や、息づかいが伝わってくるのですから、結構聴きごたえがあります。

曲によっては何テイクか収録していて、サニー・ボーイが途中のテイクから疲れてくる様子が伝わってきたり、演奏が上手く合わなくて、何やらやり取りしている会話が聴こえてきたりと、スタジオの雰囲気も感じられます。

もちろん、サニー・ボーイのハープは表情豊かで素晴らしいのですが、このアルバムの聴き所はこういう所なのでしょうね。

チェス・レコーディング・セッションを実感するという、一種の企画物ではありますが、サニー・ボーイのオリジナル・アルバムをきちんと聴いてからこのアルバムを聴くと、より一層楽しめそうです。


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tag : サニー・ボーイ・ウィリアムソンII トーク・ザット・トーク Talk That - Sonny Boy At The Chess

Down And Out Blues/サニー・ボーイ・ウィリアムソン

名前はもちろん耳にしていましたが、アナログレコードはほとんど目にすることがなかったので、この強烈なジャケットを目にした時は惹き付けられましたね。

ブルース・ハーピストとして、偉大な足跡を残した、サニー・ボーイ・ウィリアムソンIIの、

(Sonny Boy Williamson Sings)
Down And Out Blues

Down And Out Blues1959年の発表ですが、1987年再発の輸入盤を手にしました。
この、ジャケットは迫力ありますよね(もちろん本人ではない)。

別名ライス・ミラー(本名アレック・ミラー)とも呼ばれる、サニー・ボーイ・ウィリアムソンII。

よく知られたことですが、“II”(“II世”と言ったりもしますね)というのは、既に戦前から戦後すぐのあたりに活躍したサニー・ボーイ・ウィリアムソン(ジョン・リー・ウィリアムソン)という芸名の、シカゴ・ブルースに大きな影響を残したハーピストがいて、その人にあやかって後からこの人がサニー・ボーイ・ウィリアムソンと名乗ったため、こちらは“II”と付けることが多いんですよね。

同じ名前を名乗るんですから、ややこしいです。ただ、こちらの“II”の方が有名ですよね(笑)
(おかげで、先代は“I”としたりもしますね)

キャリアは長く、1941年からアーカンソー州ヘレナのラジオ局KFFAでの生放送のブルース番組「キング・ビスケット・タイム」で、自分のバンドをバックに毎日演奏していて、南部での人気は高かったようです。

しかし、初のレコーディングは1951年と遅く、年齢も50歳を過ぎていたようですね(生まれた年が諸説あるそうです)。

そして、1955年のチェス・レコード傘下のチェッカーでの初セッションから、シカゴ・ブルース・シーンで活躍するのですが、今回のアルバムは、そのころのレコーディングのものです。

セッション・メンバーがとにかく凄い。裏ジャケットの情報によりますと、

先ほどの1955年の初セッションには、マディにジミー・ロジャース、オーティス・スパン、フレッド・ビロウですからね。
そのメンバーでは2曲収録されていてます。
A面1曲目の「Don't Start Me To Talkin'」は強力なビートで最高にカッコいいですよ。

他の曲は1956、57、58年に収録された、ロバート・Jr.ロックウッド、ウィリー・ディクソンらとのセッションですね。
ロバート・Jr.ロックウッドは先の「キング・ビスケット・タイム」に共に出演していたということなので、息もピッタリなんでしょうね。
こちらも、素晴らしいバックの演奏で、よりスウィングしてます。

「Keep It To Yourself」や「Let Me Explain」等々、どれも抜群で、サニー・ボーイの感情を自在に表し、しゃべるようなハープも本当に見事です。

南部を長く放浪していたという、この人のタフさと男臭さも感じられるブルースで、ヴォーカルもハープに負けず劣らず、渋く魅力的です。
とにもかくにも、サニー・ボーイの表情豊かな、生々しいハープは、これぞブルース・ハープといったところでしょうか。

1965年に他界してます。


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tag : サニー・ボーイ・ウィリアムソンII Down And Out Blues ライス・ミラー

ザ・ベスト・オブ・リトル・ウォルター

シカゴ・ブルース、アンプリファイド・ハープ、マディ・ウォーターズ。
どれにも欠かすことの出来ない名前、リトル・ウォルターです。

私は若い時はギター中心でアナログレコードを探していたものでしたが、さすがにこの人のこのアルバムは、見つけた時はすぐに手にしました。

The Best of Little Walter

ザ・ベスト・オブ・リトル・ウォルター元の発売は1958年で、手にしたのは1986年再発の輸入盤ですね。
チェス時代の代表曲を収録した名盤で、録音は1952年から55年にされたものです。

いくつかのセッションごとにメンバーが変わっているのですが、とにかくどれも素晴らしいメンバーなんですよね。
曲は年代順には並んでないのですが、全12曲。

以下は裏ジャケットの情報によります。

1952年のインストの大ヒット曲「Juke」(B面1曲目)はマディとジミー・ロジャースらと、スウィング感たっぷりのブルースを聴かせてくれます。
(基本的にマディのバンドということですね)

1954年のこれもヒット曲の「My Babe」(A面1曲目)はロバート・Jr.ロックウッドやウィリー・ディクソンらとです。
先日、このブログでも登場したロバート・Jr.ロックウッドのバッキングは何曲かで聴くことが出来ますが、やっぱり職人ですね。

上記それぞれのメンバーでの数曲の他、ジ・エイシズのメンバー、ルイス・マイヤーズ、デイヴ・マイヤーズ、フレッド・ビロウを従えての「You're So Fine」「Blues With a Feeling」「Off the Wall」等は安定感の上にもご機嫌な演奏を聴く事ができます。完璧!

先程の有名な「Juke」等のインストが4曲ありますが、ヴォーカルも、ちょっとそっけなくも色気があっていいですね。

1950年代、黄金のシカゴ・ブルースを支えた、いや中心的役割を担ったと言っても良い、リトル・ウォルターのアンプリファイド・ハープ。
そのブロウするハープは、圧巻の迫力、繊細なテクニック、抜群のスウィング感。最高です。
そして、もちろん、マディのブルースにも欠かせない存在ですね。

う~ん、まるで何かの受け売りのような文章ですね。実際あちこち参考にしましたが(笑)

とにかくこのアルバム、このハープは凄いです。
ブルース・ハープだけではなく、ブルース・バンドの手本のようなアルバムですね。

1930年5月1日生まれ、1968年2月15日に37歳の若さで他界してます。


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昔はバンドをやっていたという、よくあるパターンのおじさんです。
長い間東京にいたものの、現在は北海道小樽市在住。
マニアでも専門家でもないので内容の曖昧さはご勘弁を。

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