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ナウ・ルック/ロン・ウッド

最初はストーンズを聴いて、この人のギターが気になりだしたのですが、“ストーンズの”というよりは、一ギタリスト、一ミュージシャンとしてファンになってしまったんですよね。

このブログでは2枚目となるロン・ウッドのソロ・アルバムです。

ナウ・ルック」(Now Look

ナウ・ルック1975年発表の、ソロとしては2作目ですね。
国内盤の中古を手にしました。

正確には分かりませんが、時期的にはフェイセズが1975年に解散して、1976年にストーンズのメンバーとなっているので、その間の時期に発表されたものですね。

R&Bをベースとした(そして今回はちょっとファンキーでオシャレな雰囲気もある)そのサウンドは、相変わらず肩ひじ張らない、リラックスしたご機嫌なロックですね。気負いがまったくないんですよね。

この人のギター、それにスライドが好きなんですよね。技巧的ではないですが味があります。
ヴォーカルもなかなかいいです。ちょっと頼りなさげな気だるくハスキーな声もハマってます。

1曲目の「I Got Lost When I Found You」からタイトなリズムとギターのリフが心地よいですね。

ベースのウイリー・ウイークスとドラムスのアンディ・ニューマークが素晴らしいです。って、そんなにこの2人の事は詳しくは知らないんですが、アルバム通してブイブイ、バシバシとリズムを引っ張っています。
ボビー・ウーマックが共同プロデュース、ギターやボーカルも担当していて、そこら辺の影響も大きそうです。

キースも数曲で参加していますね。
そのキースも参加するB面4曲目のソウルの名曲「I Can't Stand The Rain」はたまらなくカッコいいです。
個人的にはこのアルバムの中で一番です。

ストーンズに入れ替わりとなる、ミック・テイラーも1曲スライドで参加しているのが、時期的には面白いですね。

やっぱりいいです、ロニーは。

聴くこちら側も、気負わずゆったり構えて、お酒でも飲みながらロニーのご機嫌なロックに耳を傾けるのが良いかと。


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tag : ロン・ウッド ナウ・ルック Now Look ソロ

Juke Joint Jump/エルヴィン・ビショップ

良い意味で、なんとなくあか抜けない感じが、何とも親近感がわく、そんなイメージを勝手に抱きつつ、そのギターや曲に惹きつけられる、エルヴィン・ビショップ。今回のアルバムは、

Juke Joint Jump

Juke Joint Jump1975年発表で、中古の輸入盤を手にしました。
〜グループや〜バンド名義も含めて、ソロになってから5枚目のアルバムで、前作「Let It Flow」から、レーベルが南部のキャプリコーンですね。

基本にある、ブルージーでソウルフルなサウンド、そして、ギターの相変わらずのご機嫌さは変わりませんが、泥臭さやどっぷりとしたブルースという感じではありません。
(どうしても、バターフィールド・ブルース・バンドの頃のイメージと比べてしまいます)

アルバムは、1曲目のタイトル曲「Juke Joint Jump」から、歯切れのいいギターとリズムがまずはいいですね。とても印象的です。

A面3曲目「Rollin' Home」の、会話のように何やらやりとりしながら進むラフな曲も、何ともこの人らしいです。

前作の肩の力の抜けた、南部色の強いサウンドを引き継ぎつつも、このアルバムでは、より陽気にファンキーに、そして、曲によってはかなりポップ路線も聴かれます。

B面1曲目の「Sure Feels Good」なんかがその路線で、実はこういうポップな曲も結構得意とするところなんですね。

ちなみに、このアルバムでは、B面4曲目のジョン・リー・フッカーの「Crawling King Snake」以外は、共作1曲を含め、全て自作ですね。

収録されている曲調自体は、結構バラエティに富んでいる、とも言えるのですが、結局、ファンキーな曲もポップな曲も、何と言いますか、この人の歌とギターとノリによって、心地の良い素朴さが漂い、何とも人懐っこい感じがしてきます。

それが、エルヴィン・ビショップの味わいになってるような気がしますし、実際、そこらへんに惹かれるんでしょうね。

ところで、ちょっと目にしたのですが、今年(2012年)のフジロック・フェスティバルにエルヴィン・ビショップが来日してたんですよね。
しかも単独ライブもあったとか。
北海道には来ないよな〜。あ〜、都会はうらやましいべさ〜


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このアルバムと、次に出された「Struttin' My Stuff」を一緒にしたCDがあるんですね(勉強不足ですいません)。「Juke Joint Jump & Struttin My Stuff


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tag : エルヴィン・ビショップ Juke Joint Jump

“#8”(エイト)/J.J.ケイル

クラプトンらにリスペクトされる、今や伝説のミュージシャンともいえそうですが、あまりに渋くて、なかなかメディアで紹介されることがなかったミュージシャンですよね。

昨年(2013年)7月26日、74歳で他界した孤高のミュージシャン、J.J.ケイルです。

淡々と我が道を行く、職人のような感じがしますが、そこから生み出される飾り気のない音楽には、何とも引かれます。で、今回のアルバムは、

“#8”(エイト)

#81983年発表の、タイトルそのまま、通算8枚目のアルバムです。
中古の国内盤を手にしました。

ここまでのアルバムを見ると、5枚目のアルバムが「5」というタイトルでしたが、全作ではなくて、時々こうやって単純なタイトルにするというのは、何でかは分からないですが、それもこの人らしい気がしてしまうのが、何だか不思議です。

アルバムを聴いてみると、まあ、相変わらずマイペースの抑えた演奏なので、物足りないと思う方も多そうですが、ポップとまでは言わないけど、全体的に以前より聴きやすくなった感はありますね、何となくですが(笑)

収録曲では、1曲目の「マネー・トークス(Money Talks)」の気だるいリズムに気だるいボーカル、そして気だるいギター。いきなりのJ.J.ケイルの世界でいい感じですが、途中から入る、女性ヴォーカルにちょっとビックリしますね。

A面2曲目の「ルーザース(Losers)」は珍しく(?)軽快なイントロから始まるナンバーで、抑え気味のボーカルはいつも通りですが、結構これはポップな仕上がりです。

A面5曲目の「テイキン・ケア・オブ・ビジネス(Takin' Care Of Business)」は、アコギで始まる楽しい曲なんですが、こういうのもちょっと珍しいかも。

B面は、結構淡々とした、いつものJ.J節といった曲が続いてますが、B面4曲目「さらばコロラド(Teardrops In My Tequila)」は、スチールギターを使った、ちょっとカントリーポップテイストの印象的な曲です。

アルバム最後、B面5曲目の「人生はいばら道(Livin' Here Too)」は、ちょっとだけハードなリズムの曲ですね。
そして、フェイドアウトで最後の曲が、そしてアルバムが終わります…

それにしても、収録時間が短い(汗)
各曲の時間を足してみると、A面が15分ちょっとで、B面が14分ちょっと…
今なら、怒られそうですね。

このアルバム「8」の後、1984年にベストアルバム「スペシャル・エディション」を出すのですが、次のスタジオ盤となる、1990年の「Travel-Log」まで間隔が空くことになります。

そして、お気に入りのJ.J.ケイルのアナログレコードも、これで所有しているのは、全て紹介したことになります。

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tag : J.J.ケイル J.J.Cale 8枚目 8

ニュースより/トム・ペティの歴代アルバムを、米国の音楽サイトがランク付けしてたので参考までに

Damn the Torpedoes

個人的に所有しているレコードについてつぶやいている当ブログですが、トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズで所有しているアナログ・レコードについては、実はもう全部掲載しちゃってます。

その中で、年代的には1987年のレット・ミー・アップが最後になるんですが、もちろん、その後もアルバムはCDで発表されてます。

さて、そんなトム・ペティの歴代アルバムを、米国の音楽サイトStereogumがランク付けしたというニュースがありました。
トム・ペティの歴代アルバムを米サイトStereogumがランク付け - amass

そのニュースによると、順位は次のようになってました。
15. The Last DJ (2002)
14. Mojo (2010)
13. Let Me Up (I've Had Enough) (1987)
12. Highway Companion (2006)
11. Hypnotic Eye (2014)
10. Into The Great Wide Open (1991)
09. Southern Accents (1985)
08. Echo (1999)
07. Hard Promises (1981)
06. Long After Dark (1982)
05. You're Gonna Get It (1978)
04. Full Moon Fever (1989)
03. Tom Petty And The Heartbreakers (1976)
02. Wildflowers (1994)
01. Damn The Torpedoes (1979)
トム・ペティの歴代アルバムを米サイトStereogumがランク付け - amass


あくまで、そのサイトでのランキングですが、1位の「Damn The Torpedoes」は、確かに私もかなり好きなアルバムです。
全体的には初期のアルバムが上位に入ってますね。

個人的には、スタジオ盤ではなくて、ライブ・アルバムの「Pack Up The Plantation - Live!」が好きだったりするんですがね(汗)

トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズといえば、アメリカを代表する大御所のロックバンドなのに、日本では何故か爆発的な人気はあまり感じられませんが、個人的には、シンプルでストレートで、時にルーツ・ミュージックを取り入れた懐の深いサウンドは、かなり好きなんですよね。


tag : トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ トム・ペティ 歴代アルバム Tom Petty

Grasshopper(シティ・ガールズ)/J.J.ケイル

昨年(2013年)7月26日、74歳で他界した孤高のミュージシャン、J.J.ケイル
いぶし銀のギターや歌、そしてそのスタイルは、クラプトンを始め多くのミュージシャンに支持されているんですよね。
地味ではあるんですが、その音楽はなんとも惹き付けられます。で、今回のアルバムは、

Grasshopper」(邦題:「シティ・ガールズ」)

Grasshopper1982年発表の、通算7枚目のアルバムですね。
国内盤の中古を手にしました。

この人に関しては、情報があまりなくて、詳しいことはほんとよく分からないんですが、元々インタビュー嫌いで、活動もかなりマイペースだったようですね。

やや押さえ気味にボーカルに、渋いギターを絡めたマイペースのサウンドは、淡々としつつも何だか染みてくるんですよね。
タルサ・サウンドといわれたり、これぞレイドバックなんてもいわれたりします。

このアルバム「Grasshopper」については、南部の土の香りを残しつつ、ブルース、カントリーと様々な要素を取り入れ、そこに少しだけポップ色を加え、ややバラエティに富んだ内容かもしれませんね(J.J.ケイルとしては)。

1曲目「City Girls(シティ・ガールズ)」は、邦題のタイトルになった曲で、リラックスしたミディアム・テンポのナンバーで、アルバム内ではポップな方ですね(どちらかというと)。

A面3曲目の「One Step Ahead Of The Blues(ブルースの向こうに)」のギターがかっこいいロック・ナンバーや、続く4曲目のJ.J.ケイルらしい抑え気味のボーカルが哀愁漂う「You Keep Me Hangin' On(任せてごらん)」は印象的です。

A面最後のアルバムタイトル曲「 Grasshopper(グラスホッパー)」は、スチールドラムを使った短いインストなんですが、意図は…?分かりません(^^;;
※ Grasshopperはイナゴとかバッタの意味ですね。

ちなみに、B面最後の曲「Dr. Jive(Dr.ジャイヴはMr.スウィング)」も短いインストで、こちらはヴィブラフォンを使ったハイテンポの曲なんですよね。
意図は分かりませんが、レコードAB面それぞれの最後は短いインストで締めくくってます。

その他、B面の方では、1曲目の「Drifters Wife(ドリフターズ・ワイフ)」はラグタイムギターとボーカルによる小曲なんでんすが、ギターが上手いんですよね。

B面4曲目「Nobody But You(ノーバディ・バット・ユー)」は、ホーンが入ってちょっとR&Bぽく、B面6曲目の「Does Your Mama Like To Reggae(ママ・レゲエ)」では、レゲエの要素を取り入れて、かっこいい仕上がりになってます。

全体を通してけだるく適度にレイドバックした雰囲気は相変わらずで、派手さは全くないですが、肩肘張らないJ.J.ケイル節が楽しめて、そこそこバラエティに富んでいる分、ちょっとだけ聴きやすいかもしれませんね(まあ、やっぱり地味ですけどね…汗)。


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tag : J.J.ケイル Grasshopper シティ・ガールズ 7枚目 J.J.Cale

ジェシ・ウィンチェスター(Jesse Winchester)のファースト

ちょっと前のことなんですが、孤高のシンガー・ソングライター、ジェシ・ウィンチェスターが、2014年4月11日に亡くなったというニュースが静かに流れていました。享年69歳。

ジェシ・ウィンチェスターについては詳しくはないのですが、ロビー・ロバートソンがプロデュースしたというこのアルバムは手にしてました。
それに、何ともジャケットの顔写真が印象的だったんですよね。

ジェシ・ウィンチェスターJesse Winchester)」

ジェシ・ウィンチェスター1970年のジェシ・ウィンチェスターのファースト・アルバムですね。
手にしたのは、国内復刻盤(ロック名盤復活シリーズ)です。

プロデュースはロビー・ロバートソンで、リヴォン・ヘルムもドラムで参加してして、エンジニアにはトッド・ラングレンの名前があります。

アルバムを聴くと、ノリのよいロックやバラードにワルツと、曲調は様々ですが、飾り気のないシンプルで抑えの効いた歌と演奏は響いてくるものがありますね。

収録曲では、「ビロクシ 」「ザ・ブラン・ニュー・テネシー・ワルツ」「ヤンキー・レイディ」といったところが有名で、やはり印象深くて、他のミュージシャンにもカバーもされているようですね。

ジャケットの表情の鋭い印象とは違い、南部に根ざしたサウンドと優しい歌声は、ちょっとノスタルジックで味わい深いものがあります。

ジェシ・ウィンチェスターのアルバムは、これしか持ってなくて、この人の生い立ちなんかもあまり知らなかったのですが、訃報が流れた時の記事から引用させてもらうと、
ジェシはテネシー州メンフィスで育ち、カントリー系のアーティストを目指していたが、ヴェトナム戦争中に兵役に徴収されたため、これを忌避するため1967年にカナダへと逃れ、カナダでの活動を続けた。その後、ザ・バンドのロビー・ロバートソンの目に留まり、1970年にファースト・アルバムのレコーディングとリリースにこぎつけることになった。
名ソングライターのジェシ・ウィンチェスターが69歳で他界 (2014/04/14) | 洋楽 ニュース | RO69(アールオーロック) - ロッキング・オンの音楽情報サイト

ということで、そういえば、ロビー・ロバートソンはカナダ出身ですよね。

70年代には徴役忌避兵扱いとなってアメリカでのツアー活動ができなかったために、アメリカではソングライターとして知られていたそうです。さらに、
1977年にジミー・カーター大統領の恩赦令により、徴兵忌避で追及されることを免れることになり、この年にアメリカで凱旋ライヴも行った。その後、02年にアメリカに帰国し、ヴァージニア州に腰を落ち着けていた。
名ソングライターのジェシ・ウィンチェスターが69歳で他界 (2014/04/14) | 洋楽 ニュース | RO69(アールオーロック) - ロッキング・オンの音楽情報サイト

とのことです。

ちょっとブログに掲載するのが遅れましたが、ジェシ・ウィンチェスター氏のご冥福を心よりお祈り申し上げます。


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tag : ジェシ・ウィンチェスター Jesse Winchester ロビー・ロバートソン

Shades/J.J.ケイル

昨年(2013年)、74歳で他界した孤高のミュージシャン、J.J.ケイル
そのシンプルだけど味わいあるサウンドに、何故か惹かれるんですよね。で、今回のアルバムは、

Shades

Shades1981年にシェルターからリリースされた、通算6枚目のアルバムです。

輸入盤ということもあって、相変わらず情報が全然ありません(汗)
ジャケットの裏を見ると、参加ミュージシャンの中にはジム・ケルトナー(ds)、ジェームズ・バートン(g)、レオン・ラッセル(p)らの名前がありますね。

アルバム通してリラックスしたサウンドは、相変わらずのマイペースぶりで、ツボを押さえたギターと、哀愁漂う押さえ気味のヴォーカルはやっぱりいいんですよね(基本的にサウンドはいつも押さえ気味ですけどね)。

J.J.ケイルのサウンドには、様々なルーツミュージックを感じ取れますが、このアルバムについては、ブルースやジャズのエッセンスが強く漂ってます。
まあ、結局はJ.J.ケイルの世界なんですけどね。

ブルースをベースにした曲などでは、結構ギターソロが多いですね。
この人のいぶし銀のギターは大好きなので、嬉しいかぎりです(まあ、渋すぎですが…)。

ただ、人によってはやっぱり飽きちゃうんでしょうね、この淡々とした世界は(汗)

収録曲では、1曲目の「Carry On」は、カントリータッチの、アルバム内では一番キャッチーな曲かもしれません。

A面4曲目「Pack My Jack」は、かなりどっぷりとしたブルースナンバーで、渋いギターソロもたっぷり聴けます。
ただ、途中のギターソロは違うな?と思ったら、ジャケット裏を見たら、ジェームズ・バートンですね。

B面1曲目「Mama Don't」はアップテンポで、J.J.ケイルにしては激しいナンバーですね(笑)
もう一人のギター、レジー・ヤング(すいません、詳しくしりません)と共に、結構ギターを弾いてます。

B面3曲目「What Do You Expect」のピアノにレオン・ラッセルの名前がありますね。そのせいか、ちょっとスワンプっぽいかな。

どの曲もこの人のつぶやくようなヴォーカルは、何とも染みてくるんですよね。
アルバム最後の「Cloudy Day」は、どんよりクラウディな哀愁を帯びたインストでした。

ということで、このアルバムもいつもながらの我が道を行く、J.J.ケイルの世界にどっぷりでした。

それにしても、J.J.ケイルが亡くなったのは、何とも残念ですね。
※J.J.ケイルは2013年7月26日、カリフォルニア州ラホヤの病院で心臓発作で亡くなってます。


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tag : J.J.ケイル Shades 6枚目

The Band Kept Playing/エレクトリック・フラッグ

元々は、マイク・ブルームフィールドが参加しているということで気になっていた、エレクトリック・フラッグです。

※当記事は書き直しの再投稿です。

前回登場したアルバム「The Best of The Electric Flag」は、そのマイク・ブルームフィールドが参加していた1stの「A Long Time Comin' 」(1968年)と、脱退後に出されたアルバム「The Electric Flag: An American Music Band 」(1968年)からのベストでした。
で、今回のアルバムは、

The Band Kept Playing

The Band Kept Playing1974年発表で、このアルバムはメンバーが再編して一作だけ残されたもので、バンド最後となるアルバムですね。
中古の輸入盤を手にしました。

メンバーを見ると、オリジナルメンバーのマイク・ブルームフィールド、バリー・ゴールドバーグ、ニック・グレイヴナイツ、バディ・マイルスに加えて、ベースのハーヴェイ・ブルックスに代わり、ロジャー・トロイが参加しています。

ちなみに、お気に入りのマイク・ブルームフィールドの活動から見ると、エレクトリック・フラッグ脱退後、「スーパー・セッション」(1968年)やソロ・アルバムを出したりしていますが、このアルバムは1973年の「三頭政治」の後になるのでしょうかね。

アルバムを聴きますと、1曲目の「Sweet Soul Music」から、ホーンも取り入れたソウルフルなサウンドは変わらずで、いい感じです。

アルバム通しての印象としては、1stアルバムの時より、バンドとしてサウンドがしっかりとまとまっているように感じますね。
それを考えると、このアルバムがバンド最後となるのは、ちょっともったいないですね。

マイク・ブルームフィールドのギターは、ブルースにとらわれない、バンドとしてのバランスをとったギターといった感じですが、比較的、自由に弾いていて、時折、迫ってくるようなギターも聴かせてくれますね。

アルバム・タイトルにもなっている、アルバム最後の曲「The Band Kept Playing」は、どちらかというと他の曲と趣が違うのですが、ゆったりとした、楽しげな雰囲気も漂わす、アメリカン・ルーツ・ミュージックを感じさせる良い曲です。

エレクトリック・フラッグのアルバムは、前回のベストとこのアルバム2枚のみの所有なんですが、やはり1stの「A Long Time Comin' 」をちゃんと聴きたいですね。


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tag : エレクトリック・フラッグ The Band Kept Playing マイク・ブルームフィールド

レット・ミー・アップ/トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ

アメリカを代表するロックバンドのトム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズで、トム・ペティも大御所といった感じですが、何だか日本ではそれほどの人気を感じられないんですよね。

トム・ペティの独特のつまったような声質にもよるのかな〜、なんてことも思いますが、個人的にはそのシンプルなバンドサウンドをベースにした、時にストレートで、時に味わい深いサウンドはかなり好きで、初期のアナログ盤もそこそこ揃えて聴き込みました。で、今回のアルバムは、

レット・ミー・アップ
Let Me Up (I've Had Enough)

レット・ミー・アップ1987年発表のアルバムです。輸入盤を手にしました。
「サザン・アクセンツ」(1985年)の後にライブアルバム「パック・アップ・ザ・プランテーション-ライヴ」(1986年)が出て、その後のアルバムになりますね。
スタジオ盤としては7作目になります。

プロデュースはトム・ペティとマイク・キャンベル。
ちょうどこの頃の1986年に、バンドはボブ・ディランのバック・バンドとして活動している時期です。

アルバムは「ジャミン・ミー(Jammin' Me)」の軽快なナンバーから始まりますが、全体的にキャッチャーで粒ぞろいうの印象的な曲が多いですね。

B面2曲目のミディアムナンバー「オール・ミックスト・アップ(All Mixed Up)」はちょっとチープなキーボードも聴いていると染みてきて、何だか黄昏れちゃいます(笑)
こういう曲も、このバンドの持ち味ですよね。

最後のアルバムタイトル曲「レット・ミー・アップ-Let Me Up (I've Had Enough)」もシンプルで、渋いスライドギター等を織り交ぜて実にロックしてます。

商業的にはどうだったのか分からないですが、ストレートながらもでバラエティに富んだサウンドは聴き飽きず、結構気に入っているアルバムです。

ちなみにこの後、トム・ペティはボブ・ディラン、ジョージ・ハリスン、ジェフ・リン、ロイ・オービソンと共にトラヴェリング・ウィルベリーズを結成したり、1989年には初のソロ・アルバム「フル・ムーン・フィーヴァー」を発表したりと、しばしソロの活動が続きますね。


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tag : トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ レット・ミー・アップ Tom Petty & The Heartbreakers Let Me

ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコ(ルー・リードの訃報を聞いて)

もうひと月ほど前のことですが、2013年10月27日、ルー・リードの訃報のニュースが流れました。享年71歳でした。

ヴェルヴェット・アンダーグラウンドからソロへとその長いキャリアにおいて、ロック界に大きな影響を与え続けたルー・リードですが、先に正直に言いますと、ルー・リードの音楽には残念ながらあまり縁がありませんでした。

時に先鋭的過ぎるヴェルヴェット・アンダーグラウンドのサウンドは、10代の頃はついていけず、さらにその流れからか、ルー・リードも聴くタイミングを逸して、カセットテープやその後のCDなんかでわずかに聴くに留まっていて、アナログ盤は所有してないんですよね。

この1枚を除いては。
そうなんです。そうはいっても、この歴史的名盤だけは避けては通れませんでした。

ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコ
(The Velvet Underground & Nico)

プロデューサーがアンディ・ウォーホルで、何曲かでニコが歌い、有名なウォーホルのデザインによるバナナのジャケットが一度見たら忘れられないこのアルバムは、1967年発表のヴェルヴェット・アンダーグラウンドのデビュー・アルバムですね。
購入したのは国内再発盤です。

残念ながら、「PEEL SLOWLY AND SEE(ゆっくりはがして、見ろ)」と書いてあるジャケットのバナナの皮は剥がせないでいます(笑)

商業的には成功しなかったというこのアルバムですが、その影響はとても大きなものだったようですね。

今回、ルー・リードの訃報を聞いて以来、ターンテーブルに何度か乗っているこのアルバムですが、改めて聴くととにかく“カッコいい”です。

1曲目の「Sunday Morning(日曜の朝)」の優しくも美しい曲にちょっと驚きますが、2曲目の「I'm Waiting for the Man(僕は待ち人)」はシンプルでたんたんと続くリフが高揚感を生んで、お気に入りの曲です。
4曲目の「Venus in Furs(毛皮のヴィーナス)」なんかは妖しいですね。

バンドでヴィオラ、ヴァイオリンを弾いているのはジョン・ケイルですね。

B面1曲目の「Heroin(ヘロイン)」は、けだるい歌声からテンポアップしてノイズと共に激しさを増すサウンドが印象的ですね。
B面5曲目の最後の曲「European Son(ヨーロピアン・サン)」は、前半のテンポのよい歌入りのパートから、一気にアバンギャルドでサイケデリックな演奏へと入り、これまた強烈な余韻を残してアルバムは終わっています。

ニューヨークパンクの先駆者的なイメージが強く、前衛的、実験的とも言われるその音楽は、若い時はちょっと聴かず嫌いのところがあったかもしれません。
難しいことは置いといて、実はシンプルなサウンドをベースにしたその演奏はカッコ良くて、昔聴いた印象とだいぶ違うのは、年をとったから?
本当は歌詞とかをきちんと理解できるといいのでしょうが…

ルー・リードは、1970年にバンドを脱退してソロ活動を開始してますが、ソロもあまり聴いてないので、もう少し聴いてみようと思います。

ルー・リード氏のご冥福を心よりお祈り申し上げます。


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tag : ヴェルヴェット・アンダーグラウンド ニコ ルー・リード Lou Reed

KISSの7年ぶりの来日が盛り上がってますね

結成40周年を迎えるKISSの7年ぶり10回目となる来日公演が始まって、盛り上がっているようですね。

Monster

今回は幕張メッセ、武道館、大阪城ホールでの公演で、さすがに北海道までは来ませんが、やっぱりKISSは視覚的にも楽しみたいバンドですよね。

そういえば、先日(10月18日)には、「ミュージックステーション」に生出演してましたね。
大丈夫なの?って思って番組を見ていたのですが、懐かしい「ラヴィン・ユー・ベイビー」をやって、番組内でも和気あいあいとしてたのがちょっと可笑しかったです。

さらに、10月24日の東京・日本武道館でのライブが、WOWOWで独占生中継されるそうですが、WOWOWは契約してないんで、見られないんですが…

生中継!KISS ライブ・イン・ジャパン 2013|WOWOWオンライン


過去に一度だけオリジナルメンバーで再結成したときの来日コンサートを見に行きましたが、かなりテンション上がった記憶があります。

元々、オリジナルメンバーの時までしか聴いてなくて、それ以降はほとんど知らないのですが、洋楽を聴きだした頃と時期が重なるので、今も強烈な印象が残ってるんですよね。

こういう来日の様子を伝えるニュースに触れると、若いときの懐かしさも含めて、レコードを引っ張り出してきて聴きたくなりますね(笑)


▼最近はこういうのが出てるんですね。知りませんでした…
  

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tag : KISS 来日 結成40周年 キッス

ニュースより/パーキンソン病を患ったリンダ・ロンシュタットのインタビューがあったようです

すっかり更新が滞っている当ブログですが、まあボチボチ更新したいと思います。

風にさらわれた恋

先月、リンダ・ロンシュタットがパーキンソン病を患いもう歌うことができなくなったという、ちょっとショックなニュースがありましたが、そのニュースを受けて「BARKSニュース」のサイトでこんな記事がありました。

Linda Ronstadt : リンダ・ロンシュタット、パーキンソン病を語る / BARKSニュース

それによると、現在は杖なしに歩きまわるのが難しい状態だということで、やっぱりパーキンソン病って大変なんですね。

彼女は医師から処方されるパーキンソン病の薬を取ることを拒んでいるという。「薬は嫌いなの。だから飲まないわ。歩くのも髪の毛とかすのもバランス取るのも大変よ。でも、セラピーの情報を集め始めたところなの。おかしなことに、ダンスなんてものもあるのよ」とアメリカのトーク番組『Racheal Ray Show』で話した。

と語っているようです。

パーキンソン病といえば、モハメド・アリやマイケル・J・フォックスなんかも患ってましたね。
俳優のマイケル・J・フォックスは復帰しましたが、歌手のリンダ・ロンシュタットはもう歌うことはできないんですね。


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tag : リンダ・ロンシュタット Linda Ronstadt パーキンソン病

ニュースより/リンダ・ロンシュタットがパーキンソン病を患いもう歌えない

先日、ニュースで目にして驚いたのですが、リンダ・ロンシュタットがパーキンソン病を患い、もう歌うことができなくなってしまったとのことです。

Collection

「BARKSニュース」のサイトでニュースになってました。そこから引用させていただくと、

リンダ・ロンシュタット(67歳)がパーキンソン病を患い、もう歌うことができないと明かした。8年ほど前から症候を示しており、8ヶ月前に診断されたという。
Linda Ronstadt : リンダ・ロンシュタット、パーキンソン病を公表「もう歌えない」 / BARKSニュース

2011年に既に引退表明をしていたようですが、これが原因だったのでしょうか。

私の世代では、カントリーテイストのシンプルなバンドサウンドをバックにした歌声や、しっとりと歌い上げるバラード等、アメリカの歌姫としてよく聴いたものです。

いずれにしても、これだけの方がもう歌えないと宣告されるのは、あまりに残酷ですね。


▼このブログで取り上げたアルバム。


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tag : リンダ・ロンシュタット Linda Ronstadt パーキンソン病

訃報/J.J.ケイル

このブログは、管理人の都合で更新が途絶えている状況なのですが、ある情報をネットで目にして、これだけは書き留めておかずにはいられません。

2013年7月26日、J.J.ケイルが亡くなりました。享年74歳。

とてもショックです。

もともとJ.J.ケイルの情報というのは、ほとんど目にすることがないので、これも事実なのかどうか、最初は疑ったりもしましたが、公式サイト「JJ Cale」を訪ねると,トップページにそのことについて記載されていました。

“JJ Cale Has Passed Away

J.J.Cale訃報のお知らせ

残念ながら、本当のようです。
カリフォルニア州ラホヤの病院で、心臓発作で亡くなったとのことです(「J・J・ケイル - Wikipedia」参照)。

途中で更新が止まっているこのブログでも、J.J.ケイルについては、デビュー・アルバムの「ナチュラリー」から「5」まで、そして、ベスト・アルバムの「スペシャル・エディション」を取り上げています。

実は「#8」までを所持しているのですが、そこまで辿り着いてません。

J.J.Caleアルバムイメージ

個人的に、J.J.ケイルには本当にハマりまして、レイドバックした、いぶし銀の世界は、何とも惹かれるものがあるんですよね。

ブルース、R&B、カントリーや等と様々なエッセンスが感じられますが、結局は独特の味わい深さを持つ、J.J.ケイルのサウンドなんですよね。

時にラフな演奏もあって、曲調が退屈ととられることもあるのは否めませんが、その魅力は、クラプトンをはじめ多くのミュージシャンがその楽曲を取り上げていることをみても分かります。

私が聴いていたのは、アナログ・レコードの頃中心だったので、最近の活動についてはよく知らなかったのですが、今回の訃報を目にして残念でなりません。

J.J.ケイル氏のご冥福を心よりお祈り申し上げます。


※当ブログは今のところ通常更新に戻るめどは立ってないのですが、いつになるかは分かりませんが、再開出来ればいいなと思っています。




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tag : J.J.ケイル J.J.Cale 訃報

Sir Doug's Recording Trip/サー・ダグラス・クインテット

ダグ・サーム。1941年テキサス州サンアントニオ生まれ。1999年11月18日没。
少年時代から音楽の天才だったようで、10代の頃から地元で活躍していたようです。

“キング・オブ・テックス・メックス”などとも呼ばれ、アメリカン・ルーツ・ミュージックを背景にしたその音楽は、何とも懐が深くて豊潤なんですが、日本での知名度は今ひとつなんすよね。

なので、アルバムを手にするのは結構大変でした。
そんな中、手にしたアルバムは、サー・ダグラス・クインテット時代の2枚組のベスト盤、

Sir Doug's Recording Trip

Sir Doug's Recording Trip発売自体は1989年で、中古の輸入盤を手にしました。

ダグ・サーム率いる、サー・ダグラス・クインテットの結成は1964年頃でしょうか(資料が少なくよく分からないんですよんね…)。

今回のアルバムは、サー・ダグラス・クインテット第1期とも言える頃の初期のアルバムからの選曲ですが、デビュー・アルバムとなる「The Best Of Sir Douglas Quintet」(1966年)からの曲は含まれてません。

収録曲は、2nd以降の以下のアルバムからです。

Sir Douglas Quintet+2=(Honkey Blues)」(1968年)
Mendocino」(1969年)
Together After Five」(1970年)
1+1+1=4」(1970年)
The Return Of Doug Saldaña」(1971年)
Rough Edges」(1973年)

テキサスを後にしてカリフォルニアへと移り、サンフランシスコでリリースした、サイケ色も感じられる、2枚目「Sir Douglas Quintet+2=(Honkey Blues)」(1968年)からは5曲。

テックス・メックス色が強くなり、カントリーっぽさも感じられる、キャッチーなタイトル曲を含む3枚目の「Mendocino」(1969年)からは6曲。

4枚目の「Together After Five」(1970年)は、基本テックスメックスの流れからフォーク・ロックといったサウンドを展開してますが、このアルバムからは2曲のみですね。

個人的には、手にできたオリジナル・アルバムが、ここまでの3枚だけなので、このベスト・アルバムを手にして、以降のアルバムの内容に触れることができたのは嬉しかったですね。

5作目の「1+1+1=4」(1970年)からは、Wayne Douglas(ウェイン・ダグラス)名義でシングル発売された「Be Real」など4曲が収録。

続く「The Return Of Doug Saldaña」(1971年)はサンアントニオに戻って作られたものですが、この頃バンドは解散状態だったとのことで、ルーツに還った実質ソロ・アルバムに近い作品のようです。このアルバムからは6曲収録。

そして「Rough Edges」(1973年)は、シングル「Dynamite Woman」と過去の未発表曲を合わせたアルバムで、その「Dynamite Woman」を含む5曲が収録されてます。

以上にシングルとしてリリースされたと思われる、「Michoacan」と「Westside Blues Again」の2曲を加えた、全30曲が収録されていて、聴き応え十分。

ルーツ・ミュージックがごった煮的で、曲によってはバタ臭く、一見、演奏は粗く聴こえるものの、実に気の利いたアレンジ。
迫力があり、時に唸るような、時に包み込むような、ダグ・サームの独特で魅力的な歌声。

サー・ダグラス・クインテットの、そして、ダグ・サームの初期の音楽をたっぷりと楽しむことができました。










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※このベスト・アルバムのジャケットは「The Return Of Doug Saldana」の写真と同じものですね。


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tag : ダグ・サーム サー・ダグラス・クインテット Sir Doug's Recording Trip

Together After Five/サー・ダグラス・クインテット

テキサス出身で“キング・オブ・テックス・メックス”とか“テキサス音楽伝道者”なんて呼ばれたりする、ダグ・サーム率いるサー・ダグラス・クインテット。今回のアルバムは、

Together After Five

Together After Five1970発表で、中古の輸入盤を手にしました。
前作「Mendocino」に続いて出された、バンドとしての4作目ですね。

そのダグ・サームは、日本の表記では、ダグ・サムとかダグ・ザームなどとも呼ばれるようです。

バンドは当時はサンフランシスコで活動していて、その頃の時代背景もあり、サウンドにはサイケの香りも漂わせていましたが、このアルバムでは、基本はフォーク・ロックといったサウンドを展開しています。

ただし、当然ですが、そこに、テックスメックスの流れがあって、時にソウルフルに、時にブルージーに、そして何より豊潤なサウンドが聴くことができます。

収録曲では、アルバム1曲目の陽気な「Nuevo Laredo」、しみじみとゆったりとした2曲目の「Dallas Alice」、そして軽快なB面1曲目の「Seguin」なんかは、曲のタイトルがどうやらテキサスやメキシコの地名がついていて、もろにテックス・メックスの香りを漂わせていますね。

A面3曲目のご機嫌な「T-Bone Shuffle」を聴けは、やはり根底にはブルースというのも流れてるんだろうな〜、と思わせます。

A面4曲目の「I Don't Want To Go Home」ですが、こういうミディアムテンポの時のダグ・サームの歌声は何ともしみてきて、結構好きなんですよね。

ちなみに、B面4曲目では、ディラン「One Too Many Mornings」をカバーしてます。

それにしても、オルガンが効いてます。オージー・メイヤーズですね。
時々絡んでくる、チープにも聴こえるこのオルガンの音が、サウンドにアクセントをつけてるんですよね。

時代的な背景もあるのでしょうが、取り込まれている様々なアメリカン・ルーツ・ミュージックは混沌としていて、どこかごった煮的で、演奏は粗いですが、生み出される音楽は、本当に何とも言えず魅力的で、気に入ってます。


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Black Rose/J.D.サウザー

1970年代のウェストコースト・ロック・シーンで、イーグルスやリンダ・ロンシュタット、ジャクソン・ブラウンと関わりが深く、楽曲の作者としてもその名前をよく目にした、J.D.サウザー(ジョン・デヴィッド・サウザー)で、アルバムは、

Black Rose」(黒いバラ)

Black Rose1976発表のソロ2作目です。中古の国内盤を手にしました。
やはりアサイラムからですね。

J.D.サウザーといえば、アルバム「You're Only Lonely」(1979年)が大ヒットして、個人的には、そのアルバムがJ.D.サウザーを初めてちゃんと聴いたアルバムでした(残念ながら、盤は持ってません)。

その後からこのアルバムを聴いた訳ですが、やはり印象的なのは、繊細で優しいこの人の歌声ですよね(ちょっと神経質な感じもしますかね)。

ウェストコーストのシンガーソングライターですが、サウンドには、ジャズやクラシックの雰囲気も感じられ、他のウェストコーストのミュージシャンでよく聴かれる、カントリー色はないですね。収録曲は全曲本人作です。

演奏は、バンド・スタイルにストリングスが加わったりもしてますが、ストリングスと管楽器にベースとアコースティック・ギターという編成の、A面4曲目「Faithless Love」とB面2曲目「Silver Blue」は、サウンドもさることながら、聴かせる曲ですね。

ちなみに「Silver Blue」のダブル・ベースはスタンリー・クラークです。

この2曲ともリンダ・ロンシュタットが既にアルバム「悪いあなた(Heart Like A Wheel)」と「哀しみのプリズナー(Prisoner in Disguise)」にそれぞれレコーディングしていますね。
更に、B面1曲目の「Simple Man, Simple Dream」は翌年1977年のアルバム「Simple Dreams」で取り上げてます。

当時のウェストコーストのミュージシャンつながりからなのか、参加しているメンバーが興味深いですね。
先のスタンリー・クラークの他に気になったところをあげてみると。

A面2曲目「If You Have Crying Eyes」では、リンダ・ロンシュタットが参加。

A面5曲目「Baby Come Home」では、ジョー・ウォルシュがスライド・ギターを弾いていて、サウンドに粘り気をあたえてくれてますね(^^)。バックヴォーカルにはデヴィッド・クロスビーの名があります。

B面3曲目「Midnight Prowl」では、今度はローウェル・ジョージが渋いスライド・ギターを弾いていて、派手に弾いているわけではないですが、効いてますね。ジャズ・トランペッターのドナルド・バードがフリューゲル・ホルンで参加してます。

アルバム最後のタイトル曲「Black Rose」では、ワディー・ワクテルとダニー・コーチマーのギターを大きくフィーチャーしていて、よりロックよりのサウンドに仕上がってます。バックグラウンド・ヴォーカルには、グレン・フライ、ドン・ヘンリーが参加してますね。

といった感じで、他にも様々なミュージシャンが脇を固めてます。

他のミュージシャンへの楽曲の提供やアルバム参加等の協力が本当に数多いですが、J.D.サウザー本人の作品数は少ないようです。
所有しているアルバムは、これ1枚だけです。


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Simple Dreams/リンダ・ロンシュタット

このアメリカの歌姫の歌声を初めて耳にしたのは、ラジオから流れる「It's So Easy」でした。
アメリカの国民的女性ヴォーカリスト、リンダ・ロンシュタット。今回のアルバムは、そのヒット曲「It's So Easy」を収録した、

Simple Dreams」(邦題:「夢はひとつだけ」)

Simple Dreams1977年発表。中古の輸入盤を手にしました。
ヒットした前作「Hasten Down The Wind」に続いて出され、全米No.1を獲得したアルバムですが、この頃は立て続けに大ヒットアルバムを出していた頃なんですね。

前作では、元々イメージとして持っていたカントリー・テイストはあまり感じられず、切々と、時にしっとりと歌い上げる、その感動的な歌声が印象的でしたが、本作では、再びカントリーやフォークを基本にといった趣に戻ってます。

そのせいか、全体的には貫禄を見せつつも、肩の力が抜け、気持ち良さそうに歌う歌声が、彼女の魅力を一層引き立てているようにも感じられます。
曲によっては、優しく柔らかい雰囲気も感じられますね。

バックの演奏は、シンプルなバンドサウンドだったり、アコースティックな肌触りだったりで、ギターではワディ・ワクテルが活躍してますね。

収録曲では、まずはバディ・ホリーのカバー曲「It's So Easy」が印象的で、アルバム1曲目ということで、このアルバムを強く印象づけてます。
個人的に、リアルタイムのリンダ・ロンシュタットとなったこの曲は、とにかくよく耳にしました。

そういえば、前作でもバディ・ホリーの「That'll Be The Day」をカバーしてましたね。

A面3曲目の「Simple Man, Simple Dream」はJ.D.サウザーの曲で、彼のアルバム「Black Rose」(1976年)に収録されてます。

B面1曲目のロイ・オービソンの「Blue Bayou」は、ミディアムスローでしっとりと聴かせて、実にいいですね。

B面4曲目にはストーンズの「Tumbling Dice」をカバーしていて、いいノリです。

その他、ウォーレン・ジヴォン作の「Carmelita」(A面2曲目)と「Poor Poor Pitiful Me」(B面2曲目)は、前年(1976年)に発表されたウォーレン・ジヴォンのアルバム「Warren Zevon」に収録されている曲です。

ちなみに、リンダ・ロンシュタットの前作のアルバム・タイトル曲「Hasten Down The Wind」も、ウォーレン・ジヴォンのそのアルバムの収録曲なんですよね。
かなりのお気に入りだったのでしょうかね。

軽快な曲や、ミディアムでしみじみ聴かせる曲もあり、カントリー色が強いというのも、個人的には心地良さを増して、これはさすがにいいアルバムですね。

ちなみに、最初はロスの歌姫とも言われたリンダ・ロンシュタットを、いわゆるウエスト・コースト・ロックという視点で見ると、この1977年はイーグルスの「ホテル・カリフォルニア」(1976年)が出された翌年で、シーンも最盛期、いや最終章の頃ですね。


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Warren Zevon/ウォーレン・ジヴォン

ある時ふと、名前は聞いたことがあるものの、アルバムは聴いたことないというミュージシャンのレコードが目に留まり、何気に手にするということ、結構ありますよね。
それもまた、音楽の“縁”と思ったりするのですが、このアルバムもそんな1枚です。ウォーレン・ジヴォンの、

Warren Zevon」(邦題:「さすらい」)

Warren Zevon1976年発表。中古の国内見本盤を手にしました。

レーベルはアサイラムからで、友人だったジャクソン・ブラウンの後押しがあったとのことで、プロデュースもジャクソン・ブラウンですね。
これ以前に一旦アルバムを出すも全く売れず、このアルバムが再デビューという位置づけのようです。

ウォーレン・ジヴォンはウエスト・コーストのシンガーソングライター、ということになるんでしょうね。
しかも、骨太なシンガーソングライターですね。

バンドによる、比較的シンプルなサウンドに、ヴォーカルはどちらかというと、ぶっきらぼうで、押し殺したような歌声で、その雰囲気から“ハード・ボイルド”と呼ばれていたそうですよ。

アルバムは、無法者のジェイムズ兄弟の運命をたどった「Frank And Jesse James」から、最後の「Desperados Under The Eaves」まで、実に渋くて硬派な雰囲気は個性的で、確かに骨太で、ハード・ボイルドですね。

このブログでも紹介している、リンダ・ロンシュタットのアルバム「Hasten Down The Wind」のアルバム・タイトル曲の作者で、その曲が収録されたアルバムでもあります(A面4曲目)。

参加ミュージシャンが凄いです。

ジャクソン・ブラウンはもちろん、イーグルスから、グレン・フライ、ドン・ヘンリー。
デヴィッド・リンドレーにJ.D.サウザー。ギターは多くの曲で、ワディ・ワクテルが担ってます。

他にも、エヴァリー・ブラザーズのフィル・エヴァリー、フリートウッド・マックのリンジー・バッキンガムとスティーヴィー・ニックス、ビーチ・ボーイズのカール・ウィルソン、サックスでボビー・キーズの名前もありますね。

参加は数曲であったり1曲のみであったりですが、よくもまあ集まりましたね。
本人はピアノをメインに(ギターも)弾いてます。そして全て自作曲です。

その活躍は派手なミュージシャンではないですが、随分とミュージシャン仲間から慕われていたようですね。

ただ、残念ながら、個人的にはその後は縁がなくて、持っているアルバムはこの1枚のみです。

2003年9月、肺癌により死去してます。


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Hasten Down the Wind/リンダ・ロンシュタット

その歌唱力といい、容姿といい、アメリカを代表する女性ヴォーカリストですね、リンダ・ロンシュタット。

この素敵な歌姫の曲は、昔からよく耳にはしましたが、正直に言いますと、年代順にアルバムを入手して聴くというところまでは追いかけきれてないんですよね。何せ、アルバムも多いですからね(^-^;

今回のアルバムは、このブログで前回登場した「哀しみのプリズナー(Prisoner in Disguise)」(1975年)に続くアルバムです。

Hasten Down The Wind

Hasten Down The Wind1976年発表。中古の輸入盤を手にしました。
「Heart Like A Whee」(1974年)(これは持ってません)、「Prisoner In Disguise」(1975年)の2作共々、本作も大ヒットしたアルバムとのことですね(って勉強不足で、あまり知りませんでした)。

残念ながら、その音楽的変遷までは詳しく知らないのですが、そもそもデビュー当初からのカントリー・テイストは、この段階ではほとんど感じられず、ロックっぽさもありません。

アルバム全体としては、時にドラマチックに、時にしっとりと歌い上げている曲がメインで、彼女自身のヴォーカリストとしての魅力を前面に押し出した、とても上質で素敵なヴォーカル・アルバムといった感じでしょうか。

その完成度の高さから、リンダ・ロンシュタットの最高傑作として名前を挙げる方も多いアルバムなんですね。

収録曲では1曲目の「Lose Again」から聴かせてくれますが、作者のカーラ・ボノフはこの曲を含めて、このアルバムで3曲を提供しています。
アルバム最後の「Someone To Lay Down Beside Me」もそうですね。

A面6曲目のアルバム・タイトル曲「Hasten Down The Wind」はウォーレン・ジヴォン作で、コーラスで参加するドン・ヘンリーが美しいハーモニーを聴かせてくれてます。

他にもA面では、ライ・クーダーの「The Tattler」、スペイン語(?)の「Lo Siento Mi Vida」、バディ・ホリーの軽快なナンバー「That'll Be The Day」(このアルバムではかえって異色かも)。

B面に入っても、感情たっぷりに「Try Me Again」、ジャジーでムードたっぷりに「Crazy」、ゴスペル風に「Down So Low」等々。

う〜ん、印象的で素敵な歌声が続いてます。
なるほどいいアルバムです。


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プロフィール

アナログおじさん

管理人:アナログおじさん

昔はバンドをやっていたという、よくあるパターンのおじさんです。
長い間東京にいたものの、現在は北海道小樽市在住。
マニアでも専門家でもないので内容の曖昧さはご勘弁を。

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